あらすじStory
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今から50年ほど前、この屋敷には「七重(ななえ)」という名の娘が住んでいた
彼女は3歳の誕生日にもらった日本人形を、自分の名前の数に一つ足して「八重(やえ)」と名付け、どこに行くにも連れて歩いた
しかし七重が7歳にあったある日、一家は交通事故で全員亡くなる
不吉に思った親族が、寺へ人形を預け、供養してもらった
時は経ち、昨年、この土地の管理者により家の取り壊しが発表されると、ほぼ同時に怪奇現象が起こるという噂が立った・・・
管理者は寺に調査を依頼し、取り壊し前にお化け屋敷として開放することにした
開放するスペースは、すでに調査が終了し安全が確認された台所・居間・和室の3部屋
勝手口から入り台所・居間を抜け、廊下を通り和室の床の間から玄関のカギを取り、外に出る
ただそれだけのはず、なのに......
お化け屋敷を体験しに来た女子大生2人組に、小さな恐怖が襲い掛かる
登場人物Character
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*文字を反転してみると・・・?
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あやか
お化け屋敷を体験しに来た女子大生の1人
怖がりだけど怖いもの見たさでいつもかいに付き合っている -
かい
お化け屋敷を体験しに来た女子大生の1人
怖いものが好き -
八重(やえ)
七重が大事にしていた日本人形
お化け屋敷スタッフでリーダー・脅かし担当。普段は透明人間に動かしてもらってる -
透(とおる)
お化け屋敷スタッフの1人。仕掛け操作担当
正体は透明人間。腰痛と物忘れが悩みの種 -
深雪(みゆき)
お化け屋敷スタッフの1人。受付担当
温度調節担当も兼ねており、正体は雪女。お化け屋敷シーズンの夏場が苦手
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キイくん
正体は妖狐。モフモフを触れさせて怖がらせる